朝の並木を


私達 スティ-ル・エコ-が 練習の始に 終わりに 様々の集いに 事ある毎に口ずさんできた、「朝の並木を」は、次の様な経緯で生まれ 歌い継がれてきた。




朝の並木を

 
・ 朝の並木を足音かるく 霧の中から わが友よ  肩を並べて つとめへ急ぐ 歌もとびだす たのしさよ
 
・・ 昼の休みの 工場の庭で 木陰さがして わが 仲間 小さな楽譜を みんなでのぞき 歌もとびだす たのしさよ
 
・・・ 夕餉かこんで したしく語る いつもやさしい わが家族 笑顔明るく 口笛吹けば 歌もとびだす  たのしさよ

「追悼合同演奏」

昭和42年9月24日 第11回日本産業音楽祭関西大会のプログラム35番目に 「故 松本清一副理事長 追悼特別演奏」が催された。氏は 初回から10回までの産業音楽祭の発展に多大の尽力をされた! と聞く。この 追悼演奏のステ-ジに立った合唱団は 本社とSTEEL ECHOの合同合唱団 大和銀行合唱団 その他 伴奏はクラボウ木曽川工場マンドリン部 そして 追悼演奏曲目は【朝の並木を】であった。 「朝の並木を」の歌詞は日本産業音楽祭関西大会五周年を記念し歌詞が公募され それに応募した本社合唱団の 岡田素郎さんの歌詞が 見事入選。その歌詞に「服部 正」が曲をつけた。以降 【朝の並木を】は産業音楽祭のプログラムを何回か飾ることになり同大会のテ-マソングとなって行く。
 
「STEEL ECHOと朝の並木を」
追悼演奏で歌われた【朝の並木を】の編曲は 当時のSTEEL ECHOの指揮者 N.一男さん。【朝の並木を】は当時 私達工場で働く者の心情にも良く合いSTEEL ECHOの大切な歌として発表会のオ-プニングソングや愛唱曲として 今も大切に歌い続けている。 産業音楽祭・・・・そのステ-ジの幕開けが参加した私達に 秋が来た事を知らせてくれた。


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朝の並木を
演奏会のオ-プニングでの演奏音
朝の並木を.mp3
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